スペインから帰国して2か月ほど経ち、大学を卒業するべく研究室に通っていますmomoです。
ヴルカヌスの応募の記事書いたのに、体験記書いてないことに気づいたので、このタイミングで書いています。
ヴルカヌスに応募するか迷っている人の参考になれば幸いです。
>つまり1年間ただでヨーロッパに行けて語学学校に行けて、インターンシップができる激やばプログラムです。神か
と、上のブログで書いてますが、参加して思ったのは、このプログラム神でした。
端的に、
英語以外の外国語を学ぶ
海外の企業で働く(インターンシップ)
ヨーロッパに長期で住む
という中々出来ない体験が出来たことです。
自分で英語以外の言語をさらに、話せるところまで勉強しようってなかなか難しいと思います。
そのきっかけを与えてくれて、実践できる場があることは本当に恵まれていると感じました。
やっぱ母語と英語と、さらに他の言語が出来ると、他の人より差別化できるので、世界中で働けるエンジニアになれると思います。
あとはシンプルに、第二言語出来ることで、さらに世界が広がりますね。
スペイン語ならなおさら、スペインと中南米に、言語の心配が全くなく行けるので、強すぎる。
日本の企業でのインターンシップもええやん、って人もいるかと思いますが、
まぁ100%日本語が通じないオフィスで、英語と現地の言葉にまみれて仕事をこなすのは中々良い経験だと思います。
確実に今後海外で働けるわと、強い自信を得ることが出来ました。
ヨーロッパに住むのも、ワーホリとかの方法がありますが、それの比にならないくらい、自費が少なくヨーロッパに住むことができます。
やっぱなんだかんだお金の心配をそんなしなくていいというのは、心理的に安心感があります。
実際のプログラムの内容を書いていこうと思います。
※私たちはコロナ禍での開催だったので、例年と違うところが多いです
そんな中でも渡航させてくれたセンターの方には感謝です。
プログラムの募集要項などにもあるように、語学研修と企業研修のフェーズに分かれています。
2021年度は、語学研修を日本、企業研修をヨーロッパで行いました。
つまり語学研修は、ヨーロッパの現地の語学学校のオンラインレッスンを日本から出席していました。
ヨーロッパの午前から昼過ぎまでクラスがあるので
時差の関係で、日本の夕方から夜までオンラインでスペイン語を勉強していました。
自分が受ける授業によって時間が変わるので、人によってスケジュールは異なります。
現地でホームステイした方がもちろん高いレベルで言語を習得できると思いますが、(例年は4月からヨーロッパに渡航して、語学研修の間はホームステイをする)
オンラインでも4か月授業を受けていたら、スペイン語だとB2始めくらいまで進んでいました。
初めてスペインに着いて、タクシーとかホテルの人と自分が想像していたより、自分のスペイン語が通じて「すげええ」ってなりました笑
2021年9月にスペイン入り、2022年3月末に帰国しました。
企業研修の間の1週間のスケジュールは、
平日:9-17時で働いて、夜はジムに行ったり、友達とご飯食べたり
週末:フルで空いてるので、どこか遠出したり、友達と飲んだり
仕事内容は、日本で行う学部生のインターンシップを想像してもらえばいいと思います。
それを、スペイン人に囲まれてスペイン語のパソコンでやるみたいな。
同僚と自分が話すのは英語ですが、それ以外全部スペイン語。
自分がこのプログラムに参加したのが、B4だったので、B4相当のインターンシップをしています。
MやDの参加者は、相応の開発や研究をしているようでした。
英語で仕事をするのが初めてでしたが、普通に仕事が出来て、案外できるもんやなと思えました。
むしろ、ヨーロッパの人も母語が英語ではないので、同僚も英語が完ぺきではないです。
アメリカとかで、ゴリゴリの英語ネイティブスピーカーに囲まれて、英語で働くより、英語レベルがそのレベルまで要求されないので、むしろ安心して英語で話せました。
(てか自分より英語話せない同僚とかいてちょっとびっくりした)
きつかったのは、インターンだからとかではなく、
知らない国に初めて行って、急に生活を始めるっていう環境の変化への対応でしたね。
人によって慣れやすさとかあると思いますが、自分は普通に1か月ちょいくらい病んでました。
スペイン日が昇るの遅いし、ご飯も遅いし、スペイン語がうるさい。という違いで外出るのしんどいになってました。
ベットから起きれないみたいなやつ。
自分は頑張りすぎないをモットーに過ごしてました。
1か月少々たってから、友達とちょくちょくあって日本語で話すとかやってたり、生活リズムが安定してきたことから良くなった気がします。
半年スペインに居て、会社や彼氏、友達とは、ほぼ英語で話していたので、
体感9割英語、1割スペイン語、たまに日本語の量で話していました。
お陰で英語のスピーキング力が爆上がりしたのでめっちゃありがたいです。(海外の院に出願するのに、めちゃくちゃありがたい)
日常生活で必要な言葉は、どの言語でもそうだと思いますが、
買い物やレストランなどで必要な最低限のフレーズがあるので、それを覚えてなんとかしてました。
なので、プログラムを通して身に着いたスペイン語のレベルは、
最終的にA2レベルかなというところです。
ただめちゃくちゃリスニング力は上がります。
※もしマドリードに行く人が居たらアドバイスで、マドリードは方言(カタルーニャ語などの)がない代わりに、恐ろしいくらい早口で話すので、最初聞き取れなくても気にすることは全くないです。そのうち聞こえるようになります。
友達などは、スペイン語ならintercambioという言語交流会などのグループのイベントに参加するとすぐ出来ます。
meetupのサイトなどにめちゃくちゃ載ってるので、そうゆうイベントに参加するといいと思います。
もっと詳細に聞きたい人居たら、ツイッター(@pokemomo5) に連絡してください。
仕事内容とかはここに詳しくは書けないので。
自分はこのプログラムを通して、ヨーロッパへのコネクションが出来て本当に価値のある参加でした。行きたい大学院がヨーロッパで見つかり、大学卒業後はそこに行きたいと考えています。このプログラムに参加していなかったら、知りえなかったことなので、本当に良かったです。
スペインなんて考えたことも無かったので、このプログラムの縁を感じています。来年、2023年にはまたマドリードに戻って、というか移住する予定で、それに向けて頑張ります。